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【稿本】高齢者糖尿病における薬物治療と包括的管理

糖尿病治療の目標は単に血糖値を下げることでなく、合併症の発症・進展を抑制して健康な人と変わらないQOLの維持と寿命を確保すること。

糖尿病管理目標の「ABC」としてA)HbA1c 7.0%未満、B)Blood pressure(血圧)130/80mmHg未満、C)LDL-Cholesterol 120mg/dL未満の3つをお伝えし、患者の予後改善を目指した治療についてお話ししています。−日経メディカル2020.01 p36

高齢者では身体的・精神的機能の多様性と時間軸に留意する。
細小血管障害の予防効果が得られるまで5−10年、大血管障害い関しては10−20年要する。

糖尿病患者が高齢化してきた現在、10−20年後の合併症を防ぐメリットと薬物治療に伴うデメリットとのバランスを考え直す必要があると思います。−日経メディカル2020.01 p37

高齢者糖尿病治療では、低血糖を防ぐことが最重要事項。また認知機能が低下している場合アドヒアランスの低下が懸念されるので、服用タイミングをできるだけそろえて一包化するおとが望ましい。さらにフレイル対策のために良質なたんぱく質を摂取し、無理のない範囲で、上半身や脚などの大きな筋肉を動かす。