薬剤師ドリブン

薬局薬剤師の稿本とたまに役に立つ資料

【稿本】爪白癬の適切な医療を届けるために医師が薬剤師に期待すること

爪白癬は、抗真菌薬の内服が基本。しかし副作用を恐れて、内服薬の選択をしなかったり、服薬を中断してしまうことが多い。
肝機能障害などの副作用については不安を与えすぎないように留意する。定期的な血液検査をすれば早期に肝機能の低下を発見できる可能性がある。

薬剤師には、患者さんに安全性に関する情報を正確に説明した上で、治療を続けてもらえるような情報についても、積極的に伝えてほしいと思います。
-日経DI2020.03 P018

「少しでも体調に変化があったら、服用を中止して病院を受診してください」という服薬指導では、ちょっとした不安で服用を中断してしまう。なぜ爪白癬の治療に内服薬が必要なのか、肝機能の検査が必要なのかを理解してもらい治療に不安があれば、それを払拭することが重要。不安があればいつでも相談にのることを伝え、自己判断の中断を防ぐ。

薬歴を確認し、2年以上にわたり漫然と抗真菌薬の概要を続けている場合には、薬剤師からも治療に関する患者の意向を確認して内服薬を紹介したり、内服治療について医師に情報提供したりといった対応を検討する。
患者の不安や悩みにきちんを答えられるように、各薬剤の特徴や違いを十分理解しておく。

【参考資料】日経ドラッグインフォメーション2020.03