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【読書メモ】知識を操る超読書術

メンタリストDaigo著『知識を操る超読書術』かんき出版、2019.11.20

たくさんの本が読めて、その内容を忘れないようにするための読書術の具体的な方法は【読書の前に得たい知識を明らかにする】こと。


本を読むスピードは「生まれつき」で決まる。それに抗って早く読むためにはスキミングのテクニックを使って読む箇所を減らす必要がある。具体的な方法は「本を読む目的」を明らかにして表紙、帯、目次、章の導入と結論の拾い読みをする。「すべて読もう」と思わないことがコツ。

1.本を読む準備

「本を読む準備」しているかどうかで7割決まる。

メンタルマップ
2W1Hで読む目的を3つにまとめる

●キュリオシティ・ギャップ
「知っている知識」と「知らない知識」の差を意識して好奇心を刺激する

●セルフチェック
自身の挫折ポイントを知る
 

2.本の読み方

理解力を高める本の読み方は以下の5つ

●予測読み(predicting)
予測を記録し、読み終わった後と比較する

●視覚化読み(visualizing)
カギはストーリー。「前提、解説、結論」をひとまとめにした論理構造を意識する

●つなげ読み(connecting)
自分の持っている知識、体験と結びつける
・Text-to-Text:読んだことのある本
・Text-to-Self:過去の体験
・Text-to-World:現実の出来事

●要するに読み(summarizing)
自分の言葉で1行にざっくりまとめる
・1段階目:本の全体像をつかむため
・2段階目:優先順位をつけるため

●しつもん読み(Questioning)
ツッコミをいれながら読む
本を読む前に質問を用意して、答えを探しながら読む。(17個の質問)
・問題提起はなにか?
・どのように始まり、どう終わったか?
・何を学びたいか?
・他の本と似ているところと違うところは?
・なぜ重要?
・タイトルをつけ直すとしたら?
・キーポイント、コンセプト
・読書をひきこむためのトピック
・ビジュアル要素から学んだこと
・著者は読者にどう考えてほしかったか?
・人に勧めるときは、どの部分?
・おもしろくするための工夫
・作者の賛成部分と理由
・興味深い事例
・どんな感覚になった?
・最も重要な一文(神フレーズ)
・一番刺さった箇所

3. アウトプット

本から得た知識を定着させ、役立たせる

テクニカルターム
最初に専門用語を投げかけた後、わかりやすい「たとえ」とともに説明すると説得力が上がる。出典やデータを提示すると意見が通りやすい。ただし自分の意見はいれない。(感情の排除)

●SPICEで説得力を上げる
人をその気にさせるSPICEの公式
・Simplifi]y(単純化):1フレーズで伝える
・Perceive self-interest(私的利益感):相手の得になる伝え方
・Incongruity(意外性):意外な事実を伝える
・Confidence(自信):自信満々に語る
・Empathy(共感):共感を入り口にする

●古典の思想書と最新の科学書を読む
説明能力を高めるためには、土台となる知識や考え方をインプットする必要がある。科学書は更新されるので最新のものが正しい。思想書は古典から「真理」を学ぶほうが効率的。

難解な古典を血肉にする3ステップ
スキミング:全体を拾い読みし、重要だと思った箇所+理由を書く。
②再読:重要箇所を精読。得に「しかし」「つまり」など結論部分。
③再々読:「要するに読み」で重要箇所を自分の言葉で読書メモを作成。