薬剤師ドリブン

薬局薬剤師の稿本とたまに役に立つ資料

【稿本】高薬価デッドストック医薬品の使用期限による廃棄の現状

「調剤に従事する薬剤師は、調剤の求めがあった場合には、正当な理由がなければ、これを拒んではならない」と薬剤師法に明記されており、処方の応需により多種類・大量の医薬品を在庫する必要がある。現実には少ししか使用しないまま不動在庫(デッドストック)を抱え、使用期限による廃棄をせざるを得ないことが生じている。

デッドストック医薬品の有効活用システム(リバイバルドラッグ)を利用した医薬品売買において2017年度中に使用期限切れとなり廃棄されたものの数量や薬価換算額を集計した。

その結果、使用期限による廃棄医薬品は3,639件であり、薬価相当額は約1,243万円だった。薬価単価が500円以上の医薬品では薬価換算で全体の35.0%、薬価単価100円以上では薬価換算で61.9%だった。

【出典】
中村武夫,高薬価デッドストック医薬品の使用期限切れによる廃棄の現状,社会薬学 Vol.38 Suppl. 2019