薬剤師ドリブン

ただ怠惰に生きたい四国在住の薬剤師が、どうしても放っておけない日々の疑問や課題を探求する様子を描いたブログです。

コレクチム軟膏®の作用機序を図解してみました

チャーリーさんのビジネスモデル図解ツールキットを使用して、コレクチム軟膏®の作用機序を図解を作成してみました。

チャーリーさんのビジネスモデル図解は汎用性が高く、医薬品の作用機序の理解にも有用であると感じています。図解を作成する過程で思考が整理されることで薬への理解が深まります。

3×3のフォーマットが決まっているので、「どの部分に注目するか」というところが個性が出てくるのだと思います。

今回、私はコレクチム軟膏®の「刺激が少ない」特徴に注目しました。
ステロイド外用薬を連用していると皮膚が萎縮してくるので、経過をみてタムロリムスに切り替えることがあります。しかしタムロリムスは刺激感があり、つらく感じる患者さんもいらっしゃいます。
コレクチム軟膏®はステロイド外用薬の切り替えに使えるのに「刺激が少ない」というところが新しいなと感じました。

コレクチム軟膏の作用機序

コレクチム軟膏®は外用薬では世界初となるヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬です。アトピー性皮膚炎の患者さんに使用するステロイド外用薬・タクロリムス軟膏につづく第3の抗炎症外用薬です。

コレクチム軟膏®の詳細はkoimariさんの「ぼうそう医薬情報室」に分かりやすい解説があるのでおすすめです。