TURNUP No.42より
地域で暮らす精神疾患の患者には薬局薬剤師が突出して貢献でき、存在感をアピールできる好機を逃さないことについてまとめてみました。
処方せんで病態がわからなければ患者に聞く
精神科医の処方せんから病気を特定するのは、きわめて困難といわれています。
ならばどうすればよいのか?
それは「患者さんに聞くのがいちばん」です。
ただ、薬局の窓口で自分の病態をこたえてくれる患者さんは少ないでしょう。
患者本人から病態を話してもらえるコミュニケーションスキルを磨く
薬の相互作用や副作用について情報提供を行い、会話が進むうちに患者さんと良い関係を構築できれば、病気に対する不安や心配に寄り添うことが可能になります。したがって、目の前の患者さんから病態を話してもらえるコミュニケーションスキルを持つことが重要になります。