薬剤師が疑義照会したり、トレーシングレポートを提出しても、医師から期待通りの回答がない原因に1つに医師と薬剤師との認識の相違がある。双方の見解が異なる場合、処方の問題点をあえて指摘せず、今後の病状や治療への影響にフォーカスして情報を伝えると好転することがある。
患者の訴えをきく
患者本人の認識や希望を、薬剤師の立場でどのように聞き取ったかについて医師と共有する。
医師の判断を尊重しつつ提案することを意識する
処方自体を否定せず、頓服での処方など医師の判断を尊重しつつ提案
将来の懸念にフォーカスする
治療への影響が懸念される点にフォーカスして情報を伝える
考察
問題点を患者の将来の懸念にフォーカスする。
「薬剤師 VS 医師」ではなく、「薬剤師&医師 VS 将来の懸念」という構造にし、問題点を共有する。