薬剤師ドリブン

ただ怠惰に生きたい四国在住の薬剤師が、どうしても放っておけない日々の疑問や課題を探求する様子を描いたブログです。

【稿本】疑義照会しても処方を続ける医師にトレーシングレポートでどう伝える?

薬剤師が疑義照会したり、トレーシングレポートを提出しても、医師から期待通りの回答がない原因に1つに医師と薬剤師との認識の相違がある。双方の見解が異なる場合、処方の問題点をあえて指摘せず、今後の病状や治療への影響にフォーカスして情報を伝えると好転することがある。

患者の訴えをきく
患者本人の認識や希望を、薬剤師の立場でどのように聞き取ったかについて医師と共有する。

医師の判断を尊重しつつ提案することを意識する
処方自体を否定せず、頓服での処方など医師の判断を尊重しつつ提案

将来の懸念にフォーカスする
治療への影響が懸念される点にフォーカスして情報を伝える

考察
問題点を患者の将来の懸念にフォーカスする。
「薬剤師 VS 医師」ではなく、「薬剤師&医師 VS 将来の懸念」という構造にし、問題点を共有する。